華やかな競走馬が活躍する競馬界の裏舞台

レース場を疾走するお馬さんって綺麗でかっこいいですよね。
馬券で儲けたい、という理由以外にも馬が好き!という方も沢山いるのではないのではないでしょうか。
そんな馬達の活躍後の余生について調べてみました。

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2月12日に東京競馬場でクイーンカップ2018(GⅢ)が開催されました。
女の子ばかりのレースです。
1着:テトラドラクマ、2着:フィニフィティ 3着:アルーシャとなりました。

さて、競馬でよく耳にするGⅠ、GⅡ、GⅢって何でしょうか?
「G」はグレード。
G1が最もグレードが高いレースとなります。
どんな競走馬も最初は「新馬」から始まり、たくさんのレースで成績を残し、GⅠ・Ⅱ・Ⅲレースを目指します。
お相撲の世界でいうと横綱・大関クラスの競走馬だけがGⅠで出走できるのです。
格式の高いレースでは皆が興奮し、感動のレースを体験します。

そんな華やかな舞台で活躍した競走馬は引退したらどんな生活を送るのでしょうか。
馬の寿命は20-30年で、現役で活躍できるのは3-4年です。
引退後の余生は大きく分けて3つです。

  • 繁殖に上がる。
  • 功労馬として支援団体の牧場で生活する。
  • 乗馬、馬術競技用馬になる。
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現実に生かされる馬の数

ただし、これらは血統が良い、優れた成績を残した馬だけが進める道であり、サラブレッドのうち1%だけと言われています。
競馬界では競走馬となるべく、毎年7000頭のサラブレッドが生まれますが、ほとんどが表舞台に立つことなく、生涯を終えます。
競走馬となる身体条件を持っていなかったり、心に問題を抱えた仔馬は早々に処分されてしまいます。
競走馬としての第一歩である「調教」に進み、そこで能力、身体、病気、事故などの理由で資質に欠けると判断された馬達もここで処分されます。
デビューに至る仔馬の数は生まれた仔馬のうちの7割ほどで、無事にデビューできたとしても勝てない馬、怪我、好成績を残し活躍した馬でさえ、経済的理由から8割以上が食肉、加工肉、飼料とされてしまうのです。
華やかな表舞台の裏で数えきれないほどの数の馬達が処分されているのです。

馬は本来、草を食べながらゆっくりと過ごす動物で、全速力で疾走するのは本能的に危険を感じて逃げる時だけだそうです。
早く走るために訓練される馬達の中には半狂乱になって心身を病む馬もいるそうです。

もちろん走る事が大好きな馬もいて、ジョッキーとの信頼関係の上に成り立つ絆が垣間見れるような感動ドラマも競馬の醍醐味ではありますが、競馬は関わる人の数も金銭もとても大きなビジネスです。
人間達に夢と感動を与えてくれる馬達たちにはせめて、引退後にはゆっくりと余生を楽しんでもらいたいものです。
競馬発祥の地であり動物愛護先進国、イギリスでは引退馬の養老牧場や乗馬用へのトレーニング施設なども充実しているそうです。
日本もそんな国を見習いたいものですね。

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